内部リンクの貼り方:手順とアンカーテキストの決め方
三橋竜彰・
内部リンクの貼り方は、環境ごとに操作は違っても、考え方は共通です。「リンクにする言葉を選び、リンク先のページを指定する」——これだけです。この記事では、環境別の手順、貼る場所、アンカーテキストの決め方、そしてアイコンの扱いまでを、本サイト〈ヒトリデニ〉の張り方とあわせて解説します。
内部リンクの役割から知りたい方は内部リンクとは?SEO・AI検索での役割を、構造から考えたい方は内部リンクの設計を先にご覧ください。
内部リンクの基本的な貼り方
どの環境でも、内部リンクは「アンカーにする文字」と「リンク先URL」を結びつけることで作ります。環境別の操作は次のとおりです。
| 環境 | 貼り方 |
|---|---|
| HTMLを直接書く | <a href="/blog/example">アンカーになる文字</a> を書く |
| WordPressなどのCMS | リンクにする文字を選択し、リンク挿入ボタンで内部ページを指定する |
| Markdown / MDX | [アンカーになる文字](/blog/example) と書く |
リンク先URLは、可能なかぎりサイト内の相対パス(/blog/example のような形)で指定すると、ドメインが変わっても壊れにくくなります。
どこに内部リンクを貼ればいいですか?
内部リンクを置く場所は、大きく3つに分けて考えると整理しやすいです。
- 本文中の文脈リンク:文章の流れで「ここを詳しく知りたい人が次に行く先」に張る。最も自然で、役割が大きい。
- 関連記事・回遊リンク:記事末にまとめて、次に読むべきページを提示する。
- ナビゲーション・パンくず:サイト全体で共通の導線。個別記事では触らないことが多い。
アンカーテキストの書き方
アンカーテキスト(リンクにする文字)は、内部リンクの質を大きく左右します。
原則は、クリックした先に何があるかが、アンカーだけで伝わることです。次の点を意識します。
- リンク先の内容を表す言葉にする(例:「内部リンクの設計」)
- 「こちら」「詳しくはこちら」だけのアンカーは避ける。何のページか分からない
- 同じページへ複数回リンクするときは、完全一致キーワードで揃えず、文脈に合わせて言い換える
内部リンクにアイコンは必要ですか?
「内部リンクにアイコンを付けるべきか」という疑問はよくあります。結論から言うと、内部リンクには特別なアイコンは必須ではありません。
慣習として、アイコン(別ウィンドウで開くマークなど)は外部リンクに付けて、内部リンクと区別する目的で使われます。外部リンクを新しいタブで開く設定にする場合、その手がかりとしてアイコンを添えると親切です。一方、内部リンクは同じサイト内の移動なので、リンクだと分かる下線や色があれば十分で、アイコンがなくても問題ありません。
:::point アイコンは「内部か外部か」を見分けてもらうための補助です。サイト内で扱いを統一することが大切で、内部リンクにアイコンを付けないなら全記事で付けない、と一貫させます。 :::
内部リンクを貼るときに避けること
貼り方でつまずきやすいパターンを整理します。
- 「こちら」だけのアンカー:リンク先が分からず、読者にも検索エンジンにも不親切。
- 1か所への大量リンク:段落の中にリンクを詰め込むと、どれも読み飛ばされやすい。
- 無関係なページへのリンク:文脈に合わないと、読者の期待を裏切る。
- 同じアンカーの繰り返し:完全一致キーワードの反復は冗長になる。
本サイトはどう内部リンクを張っていますか?
本サイト〈ヒトリデニ〉は、内部リンクの張り方を2つに分けて自動運用しています。
1つは記事末の関連記事で、これは記事ごとにリンク先を宣言し、アンカーを対象記事のタイトルに自動で解決させています。もう1つは本文中の文脈リンクで、話の流れに合わせて自然文のアンカーで張ります。さらに、未公開(下書き)の記事へのリンクは本番では自動的に非表示にし、リンク切れを防いでいます。こうしてルール化しておくと、記事が増えても張り方がぶれません。張り先の設計そのものは内部リンクの設計で解説しています。
よくある質問
内部リンクはどうやって貼りますか?
リンクにする文字(アンカー)を選び、リンク先のURLを指定します。HTMLなら a要素、WordPressなどのCMSならリンク挿入ボタン、MarkdownやMDXなら角かっこと丸かっこの記法で書きます。リンク先はサイト内の相対パスで指定すると壊れにくくなります。
内部リンクはどこに貼るのが効果的ですか?
本文中の文脈リンクが最も自然で役割が大きいです。読者が「詳しく知りたい」と思う場所に、続きのページへのリンクを置きます。加えて記事末の関連記事で次に読むページを示すと、回遊しやすくなります。
内部リンクのアンカーテキストはどう決めますか?
クリックした先に何があるかが、アンカーだけで伝わる言葉にします。リンク先の内容を表す自然文が基本で、『こちら』だけのアンカーは避けます。同じページへ複数回リンクするときは、完全一致キーワードで揃えず文脈に合わせて言い換えます。
内部リンクにアイコンは付けるべきですか?
必須ではありません。アイコンは主に外部リンク(別タブで開くリンク)を内部リンクと区別するために使われます。内部リンクは下線や色でリンクだと分かれば十分です。付けるかどうかはサイト内で統一することが大切です。
内部リンクは1記事に何本まで貼っていいですか?
上限の決まりはありませんが、多いほど良いわけではありません。関連性の低いリンクを増やすと重要な導線が埋もれます。本サイトでは本文中の文脈リンクを数本に絞り、関連性の高い順に選んでいます。
まとめ
内部リンクの貼り方は、環境が違っても「アンカーを選び、リンク先を指定する」という点で共通です。本文中の文脈リンクを軸に、アンカーは中身が伝わる自然文で、アイコンは内部・外部の区別として一貫して扱います。「こちら」だけのアンカーや大量リンクは避けましょう。張り先の設計は内部リンクの設計、全体像は内部リンクとはで確認できます。
内部リンクの運用ごと任せたい方へ:本サイトを運営する自動システム〈ヒトリデニ〉は、サイト設計から記事作成・公開・内部リンクの運用までをAIで自動化する仕組みです。サービスとしての提供は準備中で、現在は事前登録を受け付けています。詳しくはヒトリデニのトップページをご覧ください。