インデックスされない原因の切り分け方|まず見る3つの分岐
三橋竜彰・
インデックスされない原因は、①そもそも登録を拒否している ②まだクロールされていない ③クロール済みだが登録が見送られた、の3つに切り分けられます。
この3つは対処がまったく違います。切り分けないまま「記事を書き直す」「サイトマップを送る」と手を動かすと、当たっていない対処を繰り返すことになります。
この記事は切り分けの入口です。分岐が決まったら、それぞれの詳しい対処記事へ進んでください。運営者はSEO検定1級・ウェブ解析士として、AIでサイト設計から記事作成・公開・分析までを自動化する仕組みを自作し、複数の自社サイトで運用しています。
まず何を見ればいいですか?
Search Consoleの「ページ(インデックス登録)」レポートです。登録されなかったページが理由別に分類されているので、自分がどの分岐にいるかはここを読むだけで決まります。
| レポートの表示 | 状態 | 進む先 |
|---|---|---|
| noindexタグにより除外/robots.txtによりブロック等 | ①自分で拒否している | この記事の次の節 |
| 検出 - インデックス未登録 | ②まだ取得されていない | クロールが来ないときの対処 |
| クロール済み - インデックス未登録 | ③取得済みだが見送られた | 内容と重複の対処 |
「インデックスされない」は1つの症状ではなく、少なくとも3つの別々の問題の総称です。レポートの分類を読まずに対処を選ぶと、②なのに記事を書き直す、③なのにサイトマップを送る、といった噛み合わない手を打つことになります。
レポートは左メニューの「インデックス作成」>「ページ」から開き、下部の「ページがインデックスに登録されなかった理由」を見ます。個々のURLより先に、どの理由が多いかという分布を確認してください。
①まず、自分で拒否していないかを確認する
意図せず登録を拒否していないかは、最初に潰しておく分岐です。ここが原因なら他の対処は全部無駄になります。
- noindexが入っていないか:テーマやプラグインの設定、テスト環境からの複製で入ることがあります。ページのソースで
noindexを検索します。 - robots.txtでブロックしていないか:
/robots.txtを開いてDisallowの対象を確認します。 - canonicalが別ページを指していないか:自分自身を指していない場合、そのページは代表ページ側に統合されます。
- サイト全体が非公開設定になっていないか:WordPressの「検索エンジンでの表示」を含みます。
この4つはどれも、設定した本人が忘れているケースが大半です。心当たりが無くても実際に開いて目視してください。
②取得されていない場合
「検出 - インデックス未登録」に分類されているなら、ページはまだ読まれていません。内容の問題ではないので、書き直しても状況は動きません。
原因の多くは、サイトが取得されにいく頻度が落ちていることです。更新が止まると「来ても新しいものがない」と学習され、訪問の間隔が空きます。運営者のサイトでも、公開を止めた期間のあとに新規記事が長期間まったく取得されない状態が起きました。対処と実測は「検出 - インデックス未登録」の原因とクロール再開の考え方に、そのときの経過をそのまま公開しています。
③取得済みで見送られている場合
「クロール済み - インデックス未登録」なら、読まれたうえで登録されていません。ここで初めて内容と重複が問われます。
同じ検索意図の記事が他にないか、そのページにしかない情報が入っているかを見ます。詳しくは「クロール済み - インデックス未登録」の意味と対処へ。
「新しいサイトだから」で片づけない
新規ドメインで登録が遅いのは実際にありますが、それを理由にすると原因が見えなくなります。運営者のサイト(本サイト)では、立ち上げ当日に公開した6本のうち4本が2〜4日で登録された一方、同じ日に同じ作り方で公開した残り2本は数週間たっても取得すらされませんでした。新しさだけでは、この差は説明できません。
同じサイトの中で結果が割れている場合、原因はサイトの年齢ではなく、上の①〜③のどれかにあります。
どの順で手を打つか
- ①を潰す(設定の確認)。ここが残っていると他が全部効きません。
- ②か③かを分類で確定する。推測しない。
- ②なら公開のリズムを戻す、③なら重複の解消と一次情報の追加へ。
- 効果の確認は分類の変化で見る。日数ではなく、状態が「検出」から「クロール済み」へ、さらに「登録済み」へ動いたかを追います。
書き続けること自体が負担になっている場合は、ブログが続かない原因と、書かずに続ける仕組みの選び方もあわせてご覧ください。
よくある質問
インデックスされない原因は何ですか?
大きく3つに分かれます。noindexやrobots.txtなどで自分が登録を拒否している場合、まだクロール(取得)されていない場合、取得済みだが登録が見送られた場合です。Search Consoleの「ページ」レポートで理由別に分類されているため、推測せずそこを読んで分岐を確定させるのが先決です。
インデックスされないとき、まず何をすればいいですか?
noindexタグ・robots.txtのDisallow・canonicalの指し先・サイト全体の非公開設定の4点を目視で確認してください。ここが原因の場合、記事の書き直しやサイトマップ送信は効きません。設定に問題がなければ、Search Consoleの分類で「検出」か「クロール済み」かを確定させて次の対処に進みます。
新しいサイトだからインデックスされないのですか?
新規ドメインで時間がかかることはありますが、それだけで片づけると原因が見えなくなります。運営者のサイトでは、立ち上げ当日に同じ作り方で公開した6本のうち4本が2〜4日で登録され、残り2本は数週間たっても取得されませんでした。同じサイト内で結果が割れる場合、サイトの年齢では説明できません。
記事を書き直せばインデックスされますか?
「クロール済み - インデックス未登録」であれば有効な打ち手です。一方「検出 - インデックス未登録」の場合、そのページはまだ読まれていないため、書き直しても判定に反映されません。どちらの分類かを先に確認してください。
インデックスされたかどうかはどこで確認できますか?
Search ConsoleのURL検査に対象URLを入力すると、そのURLが登録済みか、最終クロール日時はいつかが確認できます。サイト全体の傾向は「ページ」レポートの理由別の件数で見ます。手順はSearch Consoleでの確認方法の記事にまとめています。
まとめ
「インデックスされない」は、①自分で拒否している ②まだ取得されていない ③取得済みで見送られた、の3つの総称です。まず設定を目視で潰し、次にSearch Consoleの分類で②か③かを確定させてから対処を選んでください。分類を読まずに手を動かすのが、いちばん時間を失うパターンです。
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