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SEOキーワードの入れ方|置く場所と、出現率を数えない理由

三橋竜彰・

「記事にキーワードを何回入れればいいのか、目安の%を知りたい」

「出現率をツールで測ったら2%と出た。少ないのか多いのか分からない……」

「タイトルにも見出しにも全部入れたら、読みにくい文章になってしまった」

SEOキーワードの入れ方を調べて、そう迷っている方に向けた記事です。

先に答えを書きます。キーワードは、タイトル・見出し・本文の書き出しなど、読む人が最初に目にする場所に、自然に置けば足ります。出現率の目安の数字は、当サイトが確かめた範囲のGoogleの文書には書かれていません。

実際に、同じ語で上位に出ていたページの出現率を数えてみると、本文1,000字あたり約1回から約12回まで、10倍以上ばらついていました。数字を合わせれば上位に近づく、という形にはなっていません。

ただし、どこにでも入れればいいわけではありません。入れすぎると、Googleがスパムとして扱う「キーワードの乱用」になります。

Googleは、ページにそのとおりの語句が無くても、内容と検索語の関係を把握できると説明しています。回数を数えるより、置く場所と言い換えを見直すほうが先です。

このサイトは、記事の執筆から公開までを自動システムで回しています。その品質ゲートでも、本文の出現率は確かめる項目に入れていません。

この記事では以下の3つを解説します。

  1. キーワードを置く場所と、それぞれについてGoogleが書いていること
  2. 出現率を数えなくていい理由と、上位ページの実測
  3. 入れすぎの線(キーワードの乱用)と、このサイトで確かめていること

読み終える頃には、書いた記事のどこを見直せばいいかが分かります。

キーワードを置く場所は、読む人が最初に見るところです

キーワードを置く場所は、タイトル・見出し・本文の書き出し・meta description・画像の代替テキストです。どれも、検索した人やGoogleが「このページは何の話か」を最初に読み取るところです。それぞれについて、Googleの文書に書かれていることは次のとおりです。

場所Googleの文書に書かれていること
タイトル(title 要素)具体的なキーワードをいくつか含めると効果的な場合もある。同じ語句の繰り返しは無意味
meta descriptionキーワードを長く並べると、スニペットとして表示される可能性は低くなる
画像の代替テキスト(alt)適切にキーワードを使い、内容に沿った説明にする。羅列は避ける
URL・ドメイン名キーワードだけでは、パンくずリストに表示される以上の効果はほとんどない
キーワード メタタグGoogle 検索は利用しない

ここから、置き方は次のようにまとめられます。

見出しと本文については、「キーワードを何回」という指定はGoogleの文書にありません。スターター ガイドが書いているのは、わかりやすい自然な言葉を使い、長い文章には見出しを付けて全体を見通せるようにすることです。

見出しを読者の問いの言葉で立てると、狙う語は数えなくても自然に入ります。

見出しの立て方はブログの見出しの付け方で詳しく扱っています。本文の書き出しは、見出しの問いに1文目で答える形にすると、語も答えも最初に置けます。

出現率の目安は、Googleの文書にありません

出現率の目安の数字は、当サイトが確かめたGoogleの文書(スターター ガイド・スパムに関するポリシー・タイトルリンクの説明)には出てきません。代わりに書かれているのは、そのとおりの語句を何度も使う必要は無い、ということです。

スターター ガイドは、Googleの言語マッチングの仕組みが、ページとさまざまな検索語の関係を把握できるとしています。そのため、ページにそのとおりの語句を明示的に使う必要は無いと書いています。

あわせて、言葉にバリエーションを持たせていれば、Google 検索に表示されるチャンスは多くなる、とも書いています。同じ語を数で稼ぐより、言い換えを散らしたほうが拾える語は増える、という向きです。

上位のページでも、出現率は10倍以上ばらつきます

実際に上位のページは、出現率がそろっているのでしょうか。運営者が、同じ語で上位10件に出ていたページの本文を取り出し、その語が1,000字あたり何回出てくるかを数えました。

数えた語本文を取り出せたページ1,000字あたりの出現回数
サジェスト6件約9.5〜17.0回
検索ボリューム8件約0.9〜12.2回

「検索ボリューム」で上位に出ていたページは、少ないもので1,000字に約1回、多いもので約12回でした。同じ順位帯に、10倍以上違うページが並んでいます。

出現率をどの値に合わせても、上位のページと条件をそろえたことにはなりません。

数え方の条件も書いておきます。上位10件は2026年10月1日に取得したもので、本文は10月10日に取り出しました。語は文字列として数えたので、「サジェストキーワード」の中の「サジェスト」も1回です。本文を取り出せなかったページ(文字が1,000字に満たないもの)は除いています。

出現率チェックのツールは、語の区切り方や本文の範囲がツールごとに違うので、同じページでも数字が変わります。ツールの値は、入れすぎていないかを確かめる目安として見るぐらいで十分です。

入れすぎの線は、Googleの「キーワードの乱用」で引きます

入れすぎかどうかは、Googleのスパムに関するポリシーにある「キーワードの乱用」の定義で判断します。Googleは、ランキングを操作する目的で、ページにキーワードや数字を詰め込むことをキーワードの乱用としています。

例として挙げられているのは、同じ単語や語句を不自然なほど繰り返すことです。スターター ガイドも、同じ言葉を何度も繰り返すことは、多少変化を持たせても読む人をうんざりさせる、と書いています。

ブログの記事で起きやすい形は、次のようなものです。

どれも、読む人のために置いた語ではなく、数のために置いた語です。読み返して不自然だと感じたら、言い換えるか、1つ削ってください。

このサイトの自動システムは、出現率を確かめていません

このサイトの自動システムは、記事ごとに狙う語を1つ決めて台帳に結び付け、置き場所と書き方を機械で確かめています。本文の出現率は、確かめる項目に入れていません。

公開の前に通す品質ゲートが見ているのは、たとえば次のようなものです。

  1. 使わない語が本文に入っていないか
  2. タイトルとmeta descriptionの長さ
  3. リンクの文言が、リンク先を説明しているか
  4. 狙う語が台帳で記事に結び付いているか
  5. 狙う語の検索結果が、記事で答えられる種類のページか

出現率を外しているのは、ここまで書いた理由と同じです。目安の数字に根拠が無く、上位のページでもそろっていないので、数字で止めると直す方向を間違えます。

狙う語を決めるところは、書く前の工程です。決めた語で記事を組み立てる流れはブログの書き方に、記事を積み重ねて検索から読まれる仕組みはコンテンツSEOとはにまとめています。

よくある質問

SEOキーワードは、記事に何回入れればいいですか?

回数の目安はありません。当サイトが確かめたGoogleの文書には出現率の数字が無く、ページにそのとおりの語句を明示的に使う必要は無いと書かれています。タイトル・見出し・本文の書き出しなど、読む人が最初に見る場所に自然に置けば足ります。

キーワードの出現率は何%がいいですか?

決まった値はありません。同じ語で上位に出ていたページを数えると、本文1,000字あたり約1回から約12回まで、10倍以上ばらついていました。出現率チェックのツールは、入れすぎていないかを確かめる目安として見るぐらいで十分です。

キーワードを入れすぎると、どうなりますか?

Googleのスパムに関するポリシーに違反する可能性があります。Googleは、ランキングを操作する目的でキーワードを詰め込むことを「キーワードの乱用」とし、例として同じ単語や語句を不自然なほど繰り返すことを挙げています。

タイトルにはキーワードを入れたほうがいいですか?

狙う語を1回入れるのがおすすめです。Googleは、タイトルに具体的なキーワードをいくつか含めると効果的な場合もあるとしています。ただし、同じ語句を何度も繰り返すのは無意味だとも書いています。前のほうに1回置けば足ります。

meta keywordsにキーワードを入れる必要はありますか?

ありません。Googleのスターター ガイドは、Google 検索はキーワード メタタグを利用しないと書いています。

まとめ

SEOキーワードは、タイトル・見出し・本文の書き出し・meta description・画像の代替テキストといった、読む人が最初に目にする場所に自然に置けば足ります。タイトルには狙う語を1回、前のほうに置きます。meta descriptionと代替テキストは、語を並べず、中身を説明する文にします。

出現率の目安は、当サイトが確かめたGoogleの文書にはありません。Googleは、そのとおりの語句を何度も使う必要は無く、言葉にバリエーションがあるほうが表示される機会が増えるとしています。上位のページの実測でも、出現率は10倍以上ばらついていました。

入れすぎの線は、スパムに関するポリシーの「キーワードの乱用」で引きます。すべての見出しに同じ語を入れる、段落の頭を毎回同じ語で始める、といった形は、読み返して不自然なら言い換えてください。

書いた記事を1本開いて、タイトルと最初の段落に狙う語が入っているかだけを確かめるところから始めてみてください。出現率の数字を合わせるより、そのほうが早く直せます。