ブログの始め方|6つの手順と、あとで効いてくる選択
三橋竜彰・ ・ 更新: 2026-10-06
「ブログを始めたいが、何から手をつければいいのか分からない」「調べたら10ステップと書いてあって、最初のドメイン選びで止まってしまった」。
検索すると手順の記事はいくらでも出てきます。ただ、そのほとんどは開設までで終わります。
ブログを始める手順そのものは、半日あれば終わります。 実際に難しいのは、開設したあと——書くことが尽きる・記事が検索結果に出てこない・更新が止まる——のほうです。
この記事では、手順を6つに整理したうえで、それぞれの選択があとで何に効いてくるかまで書きます。運営者は自動化の仕組みを作りながら複数のサイトを立ち上げてきたので、どこで止まりやすいかは先に共有できます。
読み終えると、開設までの道筋と、そのあと自分がどこで詰まりそうかが分かります。
ブログを始める手順は6つです
開設だけなら、決めることは6つしかありません。| # | やること | 決めどき |
|---|---|---|
| 1 | どこに作るかを決める(無料ブログ / WordPress) | 最初 |
| 2 | 何について書くかを決める | 最初 |
| 3 | 名前とアドレスを決める | 開設時 |
| 4 | 開設する | 開設時 |
| 5 | 最初の記事を書く | 開設直後 |
| 6 | 検索エンジンに知らせる | 公開後 |
このうち1と2は、あとから変えると痛い選択です。3〜6は手を動かせば終わります。以下では1・2・5を順に見て、最後に「そのあと何が起きるか」を書きます。
どこに作るか(無料ブログとWordPress)
最初の分かれ道です。
| 無料ブログ | WordPress | |
|---|---|---|
| 始めるまで | 登録だけ。その日から書ける | サーバーとアドレスの契約が要る |
| 費用 | かからないものが多い | サーバー代とアドレス代がかかる |
| 見た目や機能 | 用意された範囲で選ぶ | 広く変えられる |
| 広告 | サービス側の広告が入ることがある | 自分で決める |
| 引っ越し | 制約が大きい | 比較的移しやすい |
判断の軸は「続くかどうかを試したいのか、長く積み上げたいのか」です。
- まず書いてみたい → 無料ブログで始めて構いません。書けるかどうかを確かめるほうが先です
- 収入や資産として積み上げたい → 最初からWordPressのほうが、あとの手戻りが小さくなります
注意
無料ブログで始めても、あとからWordPressへ移せます。ただし記事のURLが変わるので、それまでに集まった評価は引き継ぎにくくなります。「途中で移すかもしれない」と思っているなら、移す前提で記事数を増やしすぎないほうが身軽です。
何について書くかを決める
ここがあとで最も効いてくる選択です。
ジャンル選びの記事では「稼げるジャンル」から入るものが多いのですが、先に確かめたいのは別のことです。
- 100本書けるか — 10本で書くことが尽きる題材だと、そこで止まります
- 自分が調べ続けられるか — 興味が続かない題材は、更新が止まる原因になります
- 書いていい立場か — 医療・健康・お金のように、資格や実体験がないと踏み込めない領域があります
3つ目を軽く見ないでください。 検索エンジンは、誰が書いたかを評価に含めます。自分の経験が使える題材のほうが、同じ労力でも届きやすくなります。
決め方に迷ったら、自分が過去に困って調べたことを並べてみてください。そこには「調べた経験」と「解決した経験」の両方があります。
最初の記事に何を書くか
最初の1本は、完成度より「公開する」ことを優先してください。書き始めてから公開まで時間が空くほど、下書きのまま止まる率が上がります。最初の記事はあとから何度でも直せます。
内容は、次のどれかにしておくと迷いません。
- 自分が最近困って、調べて解決したこと
- そのジャンルでいちばん基本的な用語の説明
- 使っている道具やサービスの、実際の使い方
書いたら公開まで進めてください。 検索エンジンに知らせる手順(サイトマップの送信など)は、公開してからで間に合います。
始めたあと、最初に止まるのはどこか
ここからが、手順の記事にはあまり書かれていない部分です。
開設を終えた人が次にぶつかるのは、だいたい次の3つです。
| 詰まる場所 | 何が起きているか | 先に読むもの |
|---|---|---|
| 書くことが尽きる/更新が止まる | ジャンルの選び方か、続け方の設計の問題 | ブログが続かない原因と、書かずに続ける仕組みの選び方 |
| 記事が検索結果に出てこない | そもそも登録されていない場合と、順位が付いていない場合がある | ブログがインデックスされない |
| どれくらい書けばいいか分からない | 更新の頻度と、検索エンジンの巡回の関係 | ブログの更新頻度はどれくらいが適切か |
このうち1つ目が最も多いと感じています。手順は誰でも終えられますが、続けることだけは手順に書けないからです。
だからこそ、始める前にジャンルを選ぶところで時間をかける価値があります。ここを飛ばして開設まで進むと、書く段になって手が止まります。
収益化はいつ考えるか
「始め方」で調べると、収入の話が一緒に出てくることが多いと思います。始める段階では、仕組みだけ知っておけば十分です。
- 広告や紹介で収入を得る仕組みがどうなっているかはブログの収益化|3つの手段にまとめています
- そのうちアフィリエイトの仕組みだけを詳しく知りたい場合は、そちらの記事から辿れます
最初から収益化の設計を詰めすぎると、書く前に疲れます。 まず数本公開して、書き続けられるかを確かめるほうが先です。
よくある質問
ブログを始めるのにいくらかかりますか?
無料ブログなら費用をかけずに始められます。WordPressで作る場合は、サーバー代とアドレス代がかかります。金額はサービスによって幅があるので、契約前に各社の料金ページで確かめてください。まず書けるかどうかを試したい段階なら、無料ブログで始めて、続きそうだと分かってから移る進め方もあります。
無料ブログとWordPressはどちらがいいですか?
目的によります。書けるかどうかをまず試したいなら無料ブログ、長く積み上げたいならWordPressのほうが手戻りが小さくなります。無料ブログからWordPressへ移すことはできますが、記事のURLが変わるため、それまでに集まった評価は引き継ぎにくくなります。移す可能性があるなら、記事数を増やしすぎないうちに判断するほうが身軽です。
ジャンルはどう決めればいいですか?
3つを確かめてください。100本書けるか、自分が調べ続けられるか、そして書いていい立場かです。医療・健康・お金のように、資格や実体験がないと踏み込めない領域があります。決め方に迷ったら、自分が過去に困って調べたことを並べてみてください。調べた経験と解決した経験の両方が使えます。
最初の記事は何を書けばいいですか?
完成度より公開することを優先してください。自分が最近困って解決したこと、そのジャンルでいちばん基本的な用語の説明、使っている道具の実際の使い方——このどれかにしておくと迷いません。書き始めてから公開まで時間が空くほど、下書きのまま止まりやすくなります。記事はあとから何度でも直せます。
始めたあと、何で止まる人が多いですか?
書くことが尽きて更新が止まる、記事が検索結果に出てこない、どれくらい書けばいいか分からない——この3つが多いところです。最も多いのは1つ目で、手順は誰でも終えられますが、続けることだけは手順に書けません。だからこそ、始める前にジャンルを選ぶところで時間をかける価値があります。
まとめ
ブログを始める手順は6つで、開設だけなら半日で終わります。時間をかける価値があるのは、どこに作るかと何について書くかの2つです。どちらもあとから変えると痛みが出ます。
そして、手順の記事に書かれていないのは、始めたあとの話です。書くことが尽きる・記事が出てこない・どれくらい書けばいいか分からない——この3つは、開設を終えた人がほぼ必ず通ります。先にどこで止まるかを知っておくと、止まったときに「そういうものだ」と分かります。