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ブログのテーマの選び方|WordPressで決める前に確かめる5つ

三橋竜彰・

「WordPressのテーマが多すぎて、どれを選べばいいか決められない」

「おすすめの有料テーマを買ったけれど、あとで替えたくなったらどうなるの……」

「無料のテーマでも、ブログは書けるのかな」

WordPressでブログを始めると、最初にテーマ選びで手が止まります。見本の画面はどれも整って見えて、決め手が見つかりません。

先に答えを書きます。ブログのテーマは、見た目の好みより先に、あとで替えるときに何が変わるかと、更新が続いているかで選びます。

テーマが変えるのは、ブログの表示の仕方です。WordPressの説明でも、テーマはベースとなるソフトウェアを変えずに、サイトの表示方法を変えるものとされています。運営者がWordPressで運営しているすまほたっぷは、有料のテーマ(SWELL)に子テーマを重ねて使っています。

この記事で分かることは、次の3つです。

読み終えると、見本の見た目に迷わず、あとで困らないテーマを選べます。

テーマとは、ブログの見た目を決めるファイルの集まりです

WordPressのテーマとは、ブログの見た目を決めるファイルの集まりです。WordPressの説明では、テーマはサイトの統一的なデザインを持つ表示を作るために一緒に動くファイルの集まりで、ベースとなるソフトウェアを変えずに、サイトの表示方法を変えます。

テーマは、管理画面の「外観」から切り替えられます。テーマは、ブログの本体ではなく、表示の仕方を受け持つ部品です。

WordPressでブログを持つと、テーマの更新や表示の不具合への対応も自分の仕事になります。何を引き受けることになるかは、ブログをワードプレスで作る前に|自分の側に移る4つの仕事で整理しました。無料ブログとWordPressのどちらで始めるかは、無料ブログはどこまで無料か|選ぶ前に見る5つの軸で比べています。

テーマを替えると、ウィジェットやメニューの置き場が変わります

テーマを替えると、記事の見た目だけでなく、ウィジェットやメニューの置き場が変わります。テーマを選ぶときに先に知っておきたいのは、この「替えたあとの作り直し」です。

WordPressの説明では、次のように書かれています。

替えると変わるものWordPressの説明
ウィジェットテーマによってウィジェットエリアやサイドバーの数や位置が違うため、移行がスムーズにいかないことがある
メニューテーマを替えると、使えるメニューの位置が変わることがある
カスタマイザーの設定テーマごとの設定として保存される

見た目を整えるのに時間をかけた設定ほど、テーマを替えたときに作り直す量が増えます。選ぶときは、「このテーマで長く書けるか」を先に考えます。

ブロックテーマと従来のテーマは、編集のしかたが違います

WordPressのテーマには、ブロックテーマと従来のテーマ(クラシックテーマ)があります。違いは、ブログの記事の外側(ヘッダーやメニュー、フッター)を編集する方法です。

ブロックテーマ従来のテーマ
記事の外側の編集サイトエディターでブロックとして編集するウィジェット・メニュー・カスタマイザーで設定する
カスタマイザー有効にするプラグインやテーマが無ければ使えない使える

WordPressの説明では、ブロックテーマはナビゲーションメニュー・ヘッダー・コンテンツ・フッターなど、サイトのあらゆるパーツにブロックを使うテーマです。従来のテーマは、ウィジェットや専用のメニュー、カスタマイザーといった、長く使われてきた機能を備えています。

どちらが良いかではなく、どちらの編集のしかたが自分に合うかで選びます。記事の書き方そのものは、ワードプレスのブログの書き方|公開までの手順と予約投稿の注意で扱いました。

テーマを選ぶ前に、確かめることが5つあります

テーマを選ぶ前に確かめることは、次の5つです。見本の見た目は、この5つを満たすテーマの中から選びます。

  1. ブロックテーマか、従来のテーマか:記事の外側をどう編集するかが決まる
  2. 更新が続いているか:WordPressは、セキュリティのために本体・プラグイン・テーマを最新に保つことを最も大事なこととし、更新が続いているテーマを選ぶよう勧めている
  3. どこで配られているか:WordPress.orgのディレクトリにあるテーマは、専用のチームが検証していて、無料で使える
  4. プレビューで表示が崩れないか:WordPressは、テーマのプレビューが空白なら、調べずに有効化しないよう注意している
  5. 替えるときに何を作り直すか:ウィジェット・メニュー・カスタマイザーの設定

2つ目は、見本の画面からは分かりません。配布元のページで、最後に更新された時期を確かめてください。

見た目を自分で直すなら、子テーマを使います

テーマのファイルを自分で書き換えるなら、子テーマを使います。WordPressの説明では、テーマを更新すると、テーマのファイルに加えたカスタマイズはすべて失われるため、修正するなら子テーマを検討するよう書かれています。

子テーマは、親になるテーマの上に重ねて使うテーマです。WordPressの開発者向けの説明では、子テーマを使うと、親のテーマの更新を受け取っても、自分の変更は失われません。

直し方親のテーマを更新したとき
親のテーマのファイルを直接書き換える書き換えた部分が失われる
子テーマに書く子テーマに書いた変更は残る

すまほたっぷも、有料のテーマ(SWELL)の上に、子テーマ(swell_child)を重ねて使っています。公開しているページのHTMLで、2つのテーマのファイルが読み込まれていることを確かめられます。

テーマの設定画面で変えられる範囲だけを使うなら、子テーマは要りません。ファイルを書き換える必要が出てきたときに作ります。

よくある質問

ブログのテーマは何で選べばいいですか?

見た目の好みより先に、あとで替えるときに何が変わるかと、更新が続いているかで選びます。テーマを替えると、ウィジェットやメニューの置き場が変わることがあります。WordPressは、セキュリティのために更新が続いているテーマを選ぶよう勧めています。

無料のテーマでもブログは書けますか?

書けます。WordPress.orgのディレクトリにあるテーマは無料で使え、専用のチームが検証しています。テーマが変えるのは表示の仕方なので、無料か有料かにかかわらず、記事を書くこと自体はできます。

テーマはあとから替えられますか?

管理画面の「外観」から替えられます。ただし、テーマによってウィジェットエリアの数や位置が違うため、移行がスムーズにいかないことがあります。メニューの位置やカスタマイザーの設定も、テーマを替えると作り直しになることがあります。

子テーマは必要ですか?

テーマのファイルを自分で書き換えるなら必要です。テーマを更新すると、テーマのファイルに加えた変更は失われますが、子テーマに書いた変更は残ります。テーマの設定画面で変えられる範囲だけを使うなら、子テーマは要りません。

ブロックテーマと従来のテーマは、どちらを選べばいいですか?

どちらが良いかではなく、記事の外側をどう編集したいかで選びます。ブロックテーマはヘッダーやフッターもサイトエディターでブロックとして編集し、従来のテーマはウィジェットやメニュー、カスタマイザーで設定します。

まとめ

ブログのテーマは、ブログの見た目を決めるファイルの集まりです。テーマを替えると、ウィジェットやメニューの置き場、カスタマイザーの設定を作り直すことになるので、見た目より先に、長く使えるかで選びます。

選ぶ前に、ブロックテーマか従来のテーマか、更新が続いているか、どこで配られているか、プレビューで崩れないか、替えるときに何を作り直すかの5つを確かめてください。テーマのファイルを書き換えるなら、子テーマを使います。